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マーケターなら誰でも簡単に使える、SNSデータを用いたアトリビューション自動解析でコンテンツ/ファンマーケティングの可視化に迫る

自己紹介

簡単に大学からこれまでの自己紹介をさせていただきます。

京都大学の医学部人間健康科学科(専攻は医用工学)を卒業し、新卒で医学系の出版社に入社しました。その後は国家試験の分析や書籍編集、新規領域の立ち上げなど幅広く担当させていただきました。データ分析との出会いはここで、どんな軸で分析したらユーザーや学校教員の方にとって嬉しいのか、日々ワクワクしながら仕事に取り組んでいた記憶があります。

その後、分析を軸にスピード感の早い業界を求めて大手ITメガベンチャーへと転職いたしました。それからは医学領域からは一旦離れ、ソーシャルゲーム領域のデータアナリストとして、分析を軸にした事業改善/推進、プロダクト/マーケティング戦略の立案など幅広い業務を担当いたしました。

レガシーな出版社から大手のIT企業に転職したことで大きな社会課題に気付くことになりました。データ分析の格差がかなりあるかもしれない、これを少しでも埋めることができればもっと日本の企業競争力も高められるかもしれない、そんな想いから2019年4月から個人事業主として分析コンサルの事業を立ち上げました。その後、自分の想いに共感してくれるメンバーも少しずつ増えてきて、ここは一つ覚悟を持って取り組みをスケールさせたい、そう考えて2020年4月に株式会社Hogetic Labを創業しました。

そんな中、「データを商いに」をミッションとするDATAFLUCTに出会い、自分の考えていた「データ分析を全ての人に」というミッションと共鳴できる部分があったため、ジョインさせていただきました。

概要説明

ここからは私の担当するInsight-Searchの説明をさせていただきます。この事業は8月のβ版ローンチを目指してチーム一同頑張って開発を進めています。

解決したい社会課題

コンテンツマーケティングやキャンペーンマーケティングでの投資対効果がわかりにくい、という課題にInsight-Searchでは取り組んでいます。

①コンテンツマーケティングにおけるSNSの効果がわかりにくい

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上記が一般的なコンテンツマーケティングの図になるかと思いますが、以下の観点での評価が現状難しいのではないかと考えています。

・インフルエンサー経由での拡散をしているが、結局効果があったのか直接判定できない
・既存ユーザーからの拡散によって未接触層へのリーチをしているが、その先のKPIとの紐付けができない
・オウンドメディアでの情報提供が既存ユーザー層のロイヤリティを高めるのに寄与しているのかの評価が難しい

②キャンペーンマーケティングにおけるSNSの効果がわかりにくい

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例えば、自分の担当サービスをより広く認知してもらうために、ブログで発信したり、プレスで発信したり、SNS上で拡散キャンペーンを行なってみたり、色々な策を講じているかと思いますが、これらが結局どのようにSNS上で広がっていき、その結果どのようなKPIが伸張していて、結果KGIにどのように貢献しているのか、というところまではわかっていない方が多いのではないでしょうか。

なぜ今取り組むべきか、なぜDFが取り組むのか

日本の人口減少・商品サービスのコモディティ化などで新規顧客の獲得が難しい時代に突入しており、顧客のエンゲージメント形成やバイラルコミュニケーションのきっかけとなるコンテンツマーケティングなどの重要性は高まってきていると考えています。

重要度が高まる一方、まだまだ事業へのインパクトの評価や可視化が難しく、事業サイドでは投資ボリュームの判断が困難です。そこでエンゲージメント形成やバイラルでのコミュニケーションツールになりやすいSNSデータと事業KGI/KPIとの関係性を明らかにするニーズは今後一層高まっていくと考えられます。

この領域に対してDATAFLUCTの技術力と事業開発力で新しい価値を届けられるのでは、という想いから本事業を進めています。

顧客の課題・困っている顧客の数

課題:
SNSマーケティングに取り組んでいるマーケターの抱えているコンテンツマーケティング/キャンペーンマーケティングの投資対効果が不明瞭という課題を解決したい

なぜ課題と言えるのか:

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口コミデータ(SNSも含む)に関しては各自のエゴサーチで終わってしまう企業様が多い印象があります。また、仮に解析ツールを入れていても自社のKPIとの紐付けまで取り組んでいるところはかなり少ないと考えています。その要因としては、既存の口コミ解析ツールを利用することでの情報整理からインサイトまでにコスト的な壁と技術的な壁が非常に高いということが挙げられます。

顧客のペイン:

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以下の3点を顧客のペインとして定義しています。

1.施策のKPIモニタリングをする際、何に注目すればいいのかわからない

2.限られた広告予算で新規獲得と既存ロイヤル化の双方に対して
 どれくらいのコスト配分にするべきか、施策投資の規模としては一定あるコンテンツ/キャンペーンマーケティングについて明確に何に効くのかがわからず判断が難しい

3.データが定量化されていないため、施策の振り返りも難しい。現場で振り返ろうとしても改善ポイントを掴むのが困難。

顧客の数:
SNSを経由させてコンテンツ発信や認知獲得のためのキャンペーンマーケティングを行なっている企業であればどの企業でも顧客になりうると考えています。
現状はエンタメ系コンテンツ(ゲーム / アニメ / 漫画 など)・コスメ/消費財領域などをバイラルコミュニケーション&企業-ユーザー間のコミュニケーションが生まれやすい事業領域に対して親和性があると睨んでいます。

コンセプト

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解決策

TwitterやYoutube、5chなどのソーシャルデータを弊社技術で全て数値化して保有し、その時系列のスコア化データとクライアントの時系列データとの関係性を統計的因果推論や共分散構造分析などを通じて明らかにします。
上記、一見すると難しそうかと思いますが、誰でも簡単に使えるように汎用的な機械学習のアルゴリズムを構築し、CSVデータをアップロードするだけで自動でAIが解析してくれるのです。操作の簡単さと結果のわかりやすさを重視して開発を進めています。

また、クライアントのデータはGoogle Analyticsとの連携やDMPとの連携機能で自動でインポートすることができ、アップロードの手間を省くことも可能。

機能① SNS上のKPIとクライアントKPIの紐付きを評価しパスを可視化

SNS上での各種データ(特定単語の投稿数、拡散度、好意度など)がキャンペーン期間中に特にどこに響いたか、その上でSNS上のKPIがその先のクライアントKPIにどのような影響を与えているのかを可視化します。

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これによってSNSマーケティングのプランニングの方向性や伸ばすべき指標を特定することができます。

例えば以下のような関係性がアトリビューション機能でわかったとしましょう。

・”ユーザー(公式以外)の自社サービスの投稿数の増減”と”サービス名指名検索流入数の増減”には関係性がある
・”サービス名指名検索流入数”と “サービスのLP来訪者数”には関係性がある
・”サービスの来訪者数”と”コンバージョン(契約)”には関係性がある

その場合、最終的なコンバージョンをSNSを通じて伸ばしていくためには、ユーザー間で自社サービス名をツイートしてもらう方が良いことがわかります。つまり、自然発生的に自然とサービス名を投稿したくなるようなコミュニケーションプランを練っていくことが直近のデータからわかる、と言えます。

このようにプランニングの方向性を考えることができるのがアトリビューション機能の特徴です。

また、気になったSNSの指標をクリックすればドリルダウンで数値の深掘りをすることが可能になっています。

機能② SNS上のデータモニタリング

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SNS上の数値化したデータを可視化します。2つ機能があり、一般的なKPIダッシュボード機能とランキングサマリー機能です。

特に後者は特定単語を投稿したユーザーのうちでのランキング、例えばハッシュタグのランキングやユーザー間でのリツイート数のランキングなどを確認することができます。

機能③ SNS上のポジネガ分析/分類

まだ画面仕様が仕上がっていないので上記のパワポで紹介しますが、クライアント様が指定した分類キーワードを元にユーザーツイートを分類し、投稿数とそのポジネガ比率を表示する機能です。特にクレームに相当するネガティブな投稿がどのセクションで多いのか、課題を即座に特定することができます。

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これまでになかった理由

これまではSNS分析というと、ポジネガ分析や投稿数などを中心に見ていくことが多かったと思いますが、そこにクライアントのデータを連携させ、AutoMLの技術で誰でも簡単に分析結果が得られるようにする、という点で新規性が生まれると考えています。

「現状把握」に特化した口コミ解析ツールが多い中、Insight-SearchではAutoMLで示唆まで導くというポイントをプロダクトの尖りにしています。(なのでInsight-Searchというプロダクト名なんですが…)

ビジネスモデル
月々定額課金のサブスクリプションモデルで想定しています。
最低金額は月5万〜の予定です。

ビジョン(顧客の課題を解決すると社会課題が解決される)

Insight-Searchのビジョンとしては、
SNSデータの分析を通じてより効率的にサービス/プロダクトが世の中に広まっていく世界を実現することです。”これまで”を塗り替えていく素晴らしいものがより早くユーザーの手に届くようにしてイノベーションのスピードを加速させていく、これが最終的に目指すべきビジョンなのかなと考えています。

最後に

企業のマーケティング活動において、SNSを媒介させてプロダクトやサービスを届けていく必要性は今後さらに増していくと考えられます。SNS領域のマーケティング効果をしっかり可視化し、事業内での優先度を決めていくことでマーケティングのコスト最適化も可能になるはずです。

【最後にお願いが…】
現在メンバーで日夜議論をしながらプロダクト開発を進めています。
プロダクトの使い心地やFBをいただくためにいくつかの企業様に協力いただいておりますが、まだまだ不足感があるのが現状です。

特に以下のような課題感を抱えている企業様、もしいらっしゃいましたらこちら( info@datafluct.com )の連絡先までご連絡いただけますと幸いでございます!

・マーケティング費用のうちSNS運用をメインにしているが、効果が不明瞭な企業様
・2C向けサブスクリプションサービスでTwitterのユーザーの声を重要視している企業様
・Twitter運用をしているけど振り返りの仕方がわからず困っている企業様
などなど
(もちろん本プロダクトに興味を持っていただいた企業様もご連絡お待ちしております)

長文でしたが最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!

お問い合わせはこちらからも受け付けています。
気軽にご連絡ください!

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