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自律分散時代のチームの姿

こんにちは!DATAFLUCTです。

今回は代表の久米村が、チーム全員がフリーランスや業務委託で、組織を作り上げるために取り組んでいることを紹介します。

フリーランスのリスクたるや…

2018年にフリーになり、様々なチームで働くことが増えた。当然ながら大手クライアントを顧客として、大きなプロジェクトを動かそうとすればするほど、ギルドのような「チーム」を組まなければならない。

ギルドとは、中世のヨーロッパで、技術の独占などのため、親方・職人・徒弟から組織された同業者の自治団体。

同業者同士の互助組合みたいなもので、フリーで働く人同士がチームを組んで仕事をすることを、ギルドで、チームで仕事を受けるという。

現実的にフリーランスには、本当の意味で営業もスキルも成果もコミュ力も高い、すべてがそろった人は少ない。だから、大きな案件をしようとすればするほど、チームを組まなければならなくなり、成果を出すことが不安定になる。

案件をとるために必要なのは、ほぼ人脈と過去の取引先といっても過言ではない。私も最初は人脈と過去の取引先と顧問サービスばかりだったが、今や、営業のコツもわかってきたので、イベント会場などの名刺交換からリードを作り、新規契約もとれるようになってきた。

それでも、フリーランスは、次の案件、次の契約を探し求めなければならないし、大きな案件をとろうとすればするほど、知らない人とチームを組まなければならない。

うまくいかないリスクに満ち溢れている。

安定的な小さな仕事と大きな仕事

最初は、生活の不安からとにかく多くの案件をとろうとする。思いのほか、案件はどんどん増えてくる。すると、自分の時間が失われ、心身ともに蝕まれていく。案件を減らすと生活の不安が募る。

そこで、だれもが同じことを考える。
チームを組んで、大手企業から大きな案件をとろうと。

往々にして、フリーランスのSAKABAに行き、いろんな仲間を探す旅に出かける。人脈という思考停止ワードからとにかくいろんな人に会おうと思う。何か役立つかもしれないと。SAKABAでギルドを組んで案件を取りに行こうとする。そうやって案件を増やし続けるのが、私たち独立フリーランスの基本なのだ。これはゲームではなく、リアルな世界。

大きな仕事と安定的な収入、そのバランスはどこなのかは非常に悩む。

チームメンバーのLevelが見えない

実際に私も最近ではチームで案件をこなすことが当たり前になった。私の場合、データサイエンティスト、エンジニア、デザイナー、AIコンサルなどの人たちと仕事をしている。

同じ組織の中いるときは、お互いの肩書や経歴やキャラクターなどを理解しながら仕事していたが、会ったこともない人と仕事をすると、コミュニケーションにストレスを感じるようになった。

それは、その人が嫌いかどうかというわけではなく、コミュニケーションの細かいところが気になり始める。

自分がリーダーとなって、プロジェクトを進める場合、他の人がリーダーとなってプロジェクトを進める場合、だれがリーダーかわからないがプロジェクトを進める場合、それぞれのパターンを経験したが、コミュニケーションは標準化されていないものだった。

いいチームと悪いチーム

いいチームとは、お互いに理解しあっているチームだと思う。悪いチームはその逆である。

チームの強さを測るためには、最小限のリソースで最大の成果を生み出せるかであるが、その一つの手段としてOKRがある。

「仕事の依頼=目標」に対して、「適切なプロセス」で、「適切な結果」を生み出すことであるが、一人だと自分の中で何とかやり切るから気にならない。

チームで仕事をすると、「目標」に対する理解がすり合わない、「プロセス」のクオリティが低い、「結果」に対して甘い、などがある。

依頼した側が悪いのか、受けた側が悪いのだろうか。そのすり合わせをお互いに理解できないと、そのチームでの信頼が築けなくなる。

たとえば、仕事をタスクに分解して共有しあうコンサル型タイプもいるし、ざっくり目標だけ決めて、任せてもらえた方がいいタイプもいる。

まずは、信頼してみよう!と思う。わからければ確認してくれるだろう。(会社員の時はそうだったし…)甘かった。与えられたアウトプットに対して責任を果たそうとしないものもいた。結果、私が徹夜に近い感じでアウトプットを頑張る。(なぜなら、私の会社の名前で受けているからだ)

一方、いいクオリティをたたき出す、うまくいくプロジェクトは、飲み会や対面で毎週ミーティングすることで、お互いの考えていることを理解して、何を補うかが見えてきた。

どこにでもいることができるが、どこにもいない

近年、ITツールが使われるようになり、リモートワークやモバイルワークのような離れた場所で働けるようになり、スキルの細分化により、データサイエンティスト、エンジニア、プランナー、デザイナーなど様々なプロフェッショナルとチームを組むようになった。

それが意味することは、どこでも働くことができるということ。
逆の見方をすれば、一緒にいる時間がすくなくなるので、どこにも存在していないということにも見える。

だから私たちは、より一層、お互いの理解が必要になった。
なにをもってお互いの存在を、生息を確認できるだろうか。

ストライカーのシュートと後方のアシスト

もう一つの問題として、(一見)目的につながらない、業務の存在である。プロジェクトベースで仕事する際、往々にしてタスクが見積もりが甘かったりする。WBSを使ってどんなに正しくブレイクダウンしようとしても、結局、漏れが生じるのだ。

華やかに見えるタスクを担う人の裏には、アシストを出すだけの人の存在も必要だ。そこに上下関係はなく、役割分担の問題なのだ。

そこで、自分の球ではない業務が生じたときにこれをだれがやるのかという擦り付け問題が起き、その結果、プロジェクトオーナーやリーダーが頑張ることになる。これでは健康的ではない。

一方、困っているリーダー(自分)の存在に気付いて、バッチリフォローしてくれる人もいる。でも、そういう人を報いる方法は確立されていない。組織であれば、評価をつけてあげたらいいのに。

私たちは、独立した人が集まるチームだが、一時的なチーム。また会おうといって別れる。それがルールのようなものだ。

二極化するフリーランスの行方

この先、10年かけて、フリーランスの働く環境と選択肢が改善されていく中で、個人間の能力の差・機会の差がどんどん広がっていくだろう。

一方で、AIとともに仕事をしていくベーシックインカムワーカーが日本の経済を支えるという構図になるだろう。

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フリーランスの二極化

私は単純に、チームで成果を上げた人にしっかり報いることができるようにしたいと思う。会社の中にいる、生産性や創造性の高い人は会社に搾取されている。年齢とともに、自分の実力とともに会社を飛び出す。

副業解禁、ポートフォリオワーカー、インディペンデントコンダクターと自律した働き方の時代を迎えつつある。

チームで大きな仕事を成し遂げるためには、様々なバックグラウンドを持つチームでプロジェクト組むことが今後増えてくる。

Slack・Chatworkには限界がある

チャットツールはものすごく便利である。働きやすい環境を作ってくれた。しかし、このような様々なバックグラウンドを持つメンバーで構成されるプロジェクトを管理するためには、チャットツールだけ不十分である。また、BacklogやJIRAやTrelloのようなプロジェクト管理ツールも完璧なものはない。

新しいメンバーがいるプロジェクトを進めていくためには、タスク管理・進捗管理や相互理解が欠かせないと思うようになった。

reporuとの出会い

常に自分自身が向き合っている課題に対してソリューションを探していたがなかった。そこでreporuと出会った。

OKRレポーティングというシンプルな機能であるが、私が抱えている問題のコアの部分を解決できるのではと思ったからだ。もともとそういうのを作ろうと思っていた。

reporuでやろうとしていることは、以下のようなことだ。

・プロジェクトの進捗がわかる
・お互いのタスクと進捗がメンバー管理で共有できる
・タスクの進捗は、Slackとの連携によって知らせることができる
・みんなのことがわかる
・知らないメンバー同士がお互いのバックグラウンドを知れるようなプロフィールがある。
・同じIDで複数のプロジェクトに参画できる。
・プロジェクトでの結果(プロジェクトメンバーからピアレビュー)を持ち歩くことができる

DATAFLUCTにreporuを導入し、各チームの仕事の進捗を共有・確認している。

自律分散時代における価値表出プラットフォーム

フリーランスが活躍する自律分散時代になるためには、まだまだ課題が山積みである。優秀な人はどんどん独立して、価値がある仕事をして、その対価をもらうべきであると思っているけれど、以下のような障壁がある。

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参考:フリーランス協会が発行するフリーランス白書2018

収入の安定・社会的信頼・仕事発見・スキル向上の可視化・ネットワーク・安心の取引などの課題を少しずつ解決できたらと思っている。

最初はOKRレポーティングだけど、今後はreporuも利用しながら、以下を実現したい。

・自律的に、分散的に、力ある人が気持ちよく働ける社会を作る。
・いい仕事をすればするほどいい仕事が手に入るようにする。
・副業から独立しても、住宅ローンやクレジットカードの審査が通るようにする。
・力ある人が独立するようになり、才能の流動化が起きるようにする。

このビジョンが実現するなら、日本産業も潤うはず。

今は、フリーランスの情報共有をなめらかにするだけだが、今後、案件に取り組めば取り組むほどフリーランスのプレゼンスがあがり、次のプロジェクトを見つけやすくなるような世界観を目指している。

そんなDATAFLUCTに興味を持ってくれた方はぜひ、気軽にお問い合わせから連絡ください。

この記事は、過去の記事を一部割愛し転載したものです。

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